8ビットDIBってなんですか?

8ビットDIB(Device Independent Bitmap)は、ビットマップイメージファイル形式の一つで、8ビットのカラーデプスを持つ画像を指します。この形式は、各ピクセルが0から255までの値を持つことができ、合計256色を表現できます。8ビットDIBは、ピクセルデータの他にカラーパレット(カラーインデックステーブル)を持っており、各ピクセル値がそのカラーパレットのインデックスに対応しています。

以下は8ビットDIBの主な特徴です:

1. **カラーパレット**: 256色を定義するためのカラーパレットを持ち、各ピクセルがこのパレット内の色を指す。
2. **ファイルサイズ**: 24ビットや32ビットのビットマップと比べて、8ビットDIBはファイルサイズが小さいという利点があります。これは、各ピクセルが1バイト(8ビット)で表されるためです。
3. **互換性**: 8ビットDIBは、多くの古いシステムやアプリケーションと互換性があり、特に色数が限られている環境でよく使用されます。

8ビットDIBは、簡単なグラフィックやアイコン、レトロゲームなど、色数が限られていても問題ない場面でよく使用されます。カラーパレットを使うことで、効率的に色を管理し、メモリ使用量を抑えることができるためです。

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